スタジオは35mmで。フリッカー現象に注意しつつ理想の絵を納めよう。
何度かアイカツ!のオンリーイベント「芸能人はカードが命!」に参加しているうちに、お友達もできてきました。この頃になると私もコスプレと撮影がセットになり始めていました。
そしてお友達から「シェアスタジオでカメラマンをお願いできませんか?」と言われ、2017年11月19日「コスプレスタジオBooty東京」にコスプレイヤー&カメラマンとして私を含め3人で遊びに行ってきました。
お友達のお二人はウェディングドレスという事だったので、私も被らないキャラクターを選び、ウェディングドレスは楽天の「Forever Story」さんで用意したものを持って行きました。
(安価で一人でも着れます)
イメージ画像の準備
Nikon D850 TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
「みんな予めイメージ画像を準備してるんだなあ」
スマホなどに予めイメージ画像を準備しておくと無駄な時間を省き、効率的に撮影が行えます。もちろん当日までに会場のホームページなどで予め「ここでこういう風に撮影しようかな?」と想像はして当日を迎えます。
ですがホームページと実際の現場とではやはり事前のイメージとの相違が発生します。その上、イメージ画像がなければキャラクターに合ったポージングについても考えなければなりません。
時間の限られている中で良いポージング・構図で撮影を行う為にも、背景が違ってもイメージ画像は何枚か予め準備しておいた方が効率的です。特にコスプレの場合、よりキャラクターやコスチュームに合うポージングが求められます。
フリッカーに要注意
Nikon D850 TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
「明るさや色味がおかしいような、何だろう?」
シャッタースピードは東日本は1/100秒、西日本は1/120秒より遅くしましょう。フリッカー現象で同じ場所での大量撮影の際、現像が厄介になります。ホワイトバランスについても慣れてきた方はオートではなくケルビン固定で撮影しましょう。
この日は記録として残す事を目的として、有難い事にご指名されて行ったにも関わらず、経験不足で上記の対応策について知識のない頃の撮影でした。Nikon D850には「フリッカー低減」機能がありますが、現像時にはやはり微妙な違いがありました。
今現在ではピントが合っていて衣装さえ切れていなければ、背景も全て後処理でどうとでもできるようになりました。ですが、やはり色は統一されて記録するに越した事はありません。
35mmが大活躍
Nikon D850 TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
「1フロアに6種類のブースとなると35mmかなあ」
シェアスタジオだと35mmが使いやすく、構図も変えやすいのでお勧めです。望遠になればなる程、切り取る範囲が狭く背景の特色が失われます。85mmなどの中望遠だと他の方がいる場合、下がれないので撮影が難しくなります。
また、35mm以上に広角だと他のブースまで映り込んでしまい、パースもより明確になります。広角を使うのが得意な方は、使いこなしてより迫力のある絵を撮影できるかもしれません。ですが、2~3人の初めての合わせでトリッキーな絵を求めるケースなどは稀だと思います。
最後に
Nikon D850 TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
私にとってはここが最初にカメラマンとしてスタートラインに立った場所となりました。この後もう一度この日のお友達と25分間の本格的なチャペル撮影に行く事になります。
一生忘れられない良い思い出と、良い経験を与えてくれたお友達に感謝しています。本当にありがとうございました。
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