雨夜はバックライトと望遠レンズで豪華な写真撮影を。余裕があればパノラマポートレートも撮影しよう。
多彩な表情をこなせる「マシュマロ撮影会」のモデル「しゅう」さんに魅了され、もう少し一緒に作品を作ってみたいと思いました。
そして2018年9月20日、雨夜の浴衣という珍しい状況下の撮影に行ってきました。
「Ilko Allexandroff」さん(以下イルコさん)が雨ポートレート撮影のノウハウを動画で出していたので、同様に撮影してみました。
バックライトの使い道
Nikon D850 SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art
「ストロボの光を奇跡や魔法に」
バックライトはモデルさんに隠すのが基本ですが、あえて手のひらに乗せましょう。
奇跡や魔法のようにバックライトを利用する事で、非現実的な作品作りが可能です。
バックライトの位置ズレによる偶発的な写真でしたが、一種の使い道だと思います。
強いて難点を挙げればゴーストやフレアを意図して配置するのが難しい所でしょう。
また、レンズによって逆光耐性が違っているので、結果もレンズにより変わります。
パノラマポートレート
D850 SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art (30 shot)
「有り得ない構図と圧縮効果」
背景に動きがない場所を上手く探し、パノラマポートレート撮影をしてみましょう。
現像時に上手く繋がれば有り得ない構図と圧縮効果の写真を撮影する事が可能です。
まず始めにモデルさんにピントをロックし、3ショットでモデルさんを撮影します。
その後モデルさんにはリラックスしてもらい、背景を撮影すると良いと思います。
イルコさんも言っていましたが、望遠レンズの方が効果が高く、繋がりやすいです。
また、Windowsであれば無料の「Windows Image Compose Editor」で合成は行えます。
望遠レンズで玉ボケを
Nikon D850 SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art
「雨はストロボと望遠レンズ」
雨ポートレート撮影はバックライトと望遠レンズの組み合わせで撮影しましょう。
これは一度体験するとイルコさんの「雨?サイコー!」が理解できると思います。
肉眼では把握できない玉ボケが沢山現れ、想像以上に豪華な写真が撮影できます。
注意点としてはジップロック等でストロボやビデオライトを雨から守りましょう。
カメラは意外と大丈夫ですがストロボ、ビデオライトは故障する危険性があります。
最後に
D850 SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art (16 shot)
雨夜はバックライトと望遠レンズで豪華な写真を撮影しましょう。また、場所と時間に余裕があればパノラマポートレートは必ず撮影しましょう。
3回目のポートレート撮影となりましたが、これまでにない最も良い撮影でした。
雨と浴衣と素敵なモデル「しゅう」さんによる、豪華で素敵な撮影が行えました。
また、傘のチョイスもとても良いと思いました。本当にありがとうございました。
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