NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

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超広角ながら大変扱いやすい20mmの世界「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」。最短撮影距離0.2mでボケも楽しめ、構図力が試されるがポートレートにも使用可能。

初心者の頃APS-C機で使用し、その後フルサイズ機になっても使用していた20mm。

Nikon Z6・Z7をメイン機に入れ替えた事により徐々にFマウントをZマウントへ。

同様の焦点距離のレンズはミラーレスレンズのZマウントへ移行する計画でした。

そして「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」(以下2018S)が2020年3月27日発売されました。

そこで「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」(以下2018G)と入れ替えを行いました。

(作例はコロナウイルスの自粛により、一部2018Gの作例を使用しています。)

(モデル:黒田麻衣さん)

20mmの世界

「超広角ながら大変扱いやすい」

20mmの世界はFマウントの2018Gと同様に、超広角ながら大変扱いやすい画角です。

パースペクティブは24mmより明確に発生しますが、注意していれば問題ありません。

ただ画角が広い分パースペクティブを活かした意志ある構図力が試される画角です。

いざ20mmという時の為、日頃から散策などで構図力を鍛えておくと良いでしょう。

最短撮影距離

「0.2mでボケも楽しめるレンズ」

最短撮影距離は2018G同様0.2mで、近距離撮影を行うとボケも楽しめるレンズです。

94°の画角は遠近感の誇張で絵を作る画角ですが、ワイドマクロ撮影も魅力的です。

頼りたくなる近距離撮影性能ですが、構図力向上の為にも控えめに使用しましょう。

飛び道具的な扱いなので、しっかりとした画面構成の中で時折扱うと良いでしょう。

ポートレート

「構図力が試されるが使用可能」

超広角でのポートレート撮影は、標準域等より構図力が試されますが使用可能です。

通行人の多い場所での無理な使用は不要ですが時折使用してみると面白いでしょう。

パースペクティブが強いのでまずは日の丸構図から使用してみる事をお勧めします。

慣れてくればモデルさんの洋服(ロングスカート等)に合わせ構図を考察しましょう。

使用感について

「描写力は高いが長く細い形状」

使用感として2018Sは「マルチフォーカス方式」の採用によりAFが向上しています。

2018Gより正確で静かで高速なAF、フリンジも少なく解像力・逆光耐性も共に進化。

2018Sはコントロールリングが長く、バヨネットフードもレンズより大きい印象です。

重量は約150gほど増えましたが、マウントアダプター「FTZ」が不要で相殺されます。

(※2018Gは2018Sと入れ替えた為「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」と比較)

最後に

超広角ながら大変扱いやすい20mmの世界「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」。

最短撮影距離0.2mでボケも楽しめ、構図力が試されるがポートレートにも使用可能。

初めてのZマウント単焦点レンズでしたが、レンズが長くフードが大きい印象でした。

逆にそれ以外は向上している点を多々実感する事が多くとても好印象なレンズです。

コロナウイルスで自粛している為、屋外より屋内での動画撮影で活躍をしています。

比較的落ち着いている際に屋外で使用しましたが、使い易い超広角のレンズでした。

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