春のポートレート2

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ロケハンの際には使用予定のレンズで事前下見を行い、お花の日照条件についても可能であればロケハンで確認しよう。ミスマッチが想定される撮影も自己判断で否定せず視野に入れておき、撮影当日に向けた体調管理は可能な限り整えておこう。

モデルさんを務めてくれる「かすみさん」が新しく購入した「大和撫子ワンピース」。

私はそのワンピースが男性から見ても魅力的で羨ましくなる程に素敵に思えました。

そこでかすみさんが購入した事を知ってから早めに撮影のご相談をしてみました。

撮影場所は前年2022年4月に春のポートレート撮影を行った「国営昭和記念公園」。

同じ季節の同じ場所ですが、私はこの場所が毎年行きたいくらいに大好きな場所。

快諾を頂いたかすみさんと2023年4月13日、春のポートレート撮影を行いました。

> 前回の「春のポートレート」についてはこちら

撮影前ロケハンの際には

「使用予定のレンズで事前下見」

ロケハンの際は撮影当日に使用を予定しているレンズで事前下見を行いましょう。

これによりレンズの焦点距離・開放F値などから生ずる相違を回避する事が可能です。

できれば撮影する時間帯や曜日なども可能な限り合わせておくと良いでしょう。

そうする事で当日の光や人の流れなどによる相違も極限まで低減させる事が可能です。

お花の日照条件について

「可能であればロケハンで確認」

お花の日照条件についても、可能であればロケハンの時点で確認しておきましょう。

日向・半日陰・明るい日陰・暗い日陰、それぞれで状況は変化が起こっています。

日照条件と時期が悪い場合においては、前・後ボケとして使用すると良いでしょう。

また日照条件だけではなく、色被りの原因ともなる上部の木々も見ておきましょう。

ミスマッチが想定される撮影

「自己判断で否定せず視野に入れて」

ミスマッチが想定される撮影も自己判断で否定せず、視野に入れておきましょう。

その自己判断で否定したミスマッチは、モデルさんが望んでいるかもしれません。

構図や撮影手法など、私達撮影者は常日頃から新しい事を探している事でしょう。

ですがその撮影が面白い・面白かったという記録も大切な事だと言えるでしょう。

撮影当日に向けた体調管理は

「可能な限り整えて撮影に挑もう」

撮影当日に向けた体調管理は当然ですが、可能な限り整えて撮影に挑みましょう。

睡眠不足などにより判断力が鈍っていると、出来る事も出来ないかもしれません。

私はこの当日「前年と同じ事をすれば大丈夫」と甘い考えにありミスをしました。

必要機材の準備が整っておらず、後処理が必要な現像作業となってしまいました。

最後に

ロケハンの際には使用予定のレンズで事前下見を行い、お花の日照条件についても可能であればロケハンで確認しよう。ミスマッチが想定される撮影も自己判断で否定せず視野に入れておき、撮影当日に向けた体調管理は可能な限り整えておこう。

同じ季節の同じ場所でしたが、大変勉強になり良い教訓となる撮影となりました。

特に体調管理などは技術や手法とは全く異なっている事ですが同等に大切でした。

常日頃の不動産撮影業務等は「慣れ」で凌いでいる点も多々あるかもしれません。

明日は明日で今日とは違う日である事を忘れずにいる事が大切だと思いました。

不甲斐ない私の撮影にいつも快諾して下さるかすみさんには心から感謝しています。

この後も私の力だけでは写せず・残せない世界をかすみさんは与えてくれています。

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