硬い光の青天順光時は日陰に入って撮影し、日陰等のない場所では顔の向きを変えてみよう。逆光量の調整は画角等で調整し撮影、長時間の撮影時は普段より入念に確認しよう。
モデルさんである「かすみさん」そして私も大好きな「イングリッシュローズの庭」。
「春のポートレート」で行っている「国営昭和記念公園」同様、毎年行きたい場所。
またお願いするのも何だかなあ〜と思っていたら、かすみさんがまた行きたいとの事。
「ポートレート撮影ついででも良ければ行きませんか?」と尋ねた所、快諾のお返事。
そこで2023年5月17日「イングリッシュローズの庭」でポートレート撮影を行いました。
硬い光の青天順光時は
「日陰に入って撮影しよう」
硬い光の青天順光時は日陰に入って撮影しましょう。小道具の日陰でも構いません。
これにより順光時に発生する事の多い、強すぎる陰影を減らす事が可能になります。
撮影時にはモデルさんが暗く写り立体感も減りますが、後調整で必要十分に戻せます。
また木陰などでは色被りなども同時に発生してしまう為、こちらも後処理が必要です。
日陰等のない場所では
「顔の向きを変えてみよう」
日陰等のない場所では顔の向きを変えてみましょう。同様に強すぎる陰影が減ります。
順光時には顔の上下、サイド光の場合には顔を左右どちらかに向ければ調整可能です。
ただ必ずしもそれで解決するとは限らないので最小限まで調整し後処理で構いません。
アイキャッチも入らない事が殆どである為いずれにせよ後処理は必要になってきます。
逆光量の調整は
「画角等で調整して撮影」
逆光量の調整は画角等で調整して撮影を行いましょう。過度な逆光は却って不要です。
適度な逆光量であればすでに髪などのツヤはありますし、後処理で加減させられます。
構図内の左右の端やモデルさん中央上部などに光源が配置されていると良いでしょう。
ただ調整の難しい場所や画角などの撮影では幻想的・抽象的方向に舵を切りましょう。
長時間の撮影時は
「普段より入念に確認しよう」
長時間の撮影時は普段より入念にモデルさん撮影者双方が様々な事を確認しましょう。
モデルさんも撮影者も注意力が落ちていて、修正の難しいミスが発生してしまいます。
また夜間ではどの季節も辺りが暗い為、忘れ物・落し物など増加する傾向にあります。
街灯・自動販売機・ビデオライトなどを利用して入念に確認した上で帰宅しましょう。
最後に
硬い光の青天順光時は日陰に入って撮影し、日陰等のない場所では顔の向きを変えてみよう。逆光量の調整は画角等で調整し撮影、長時間の撮影時は普段より入念に確認しよう。
お馴染みで慣れ親しんだ場所と時間でしたがまだ見ぬ発見などは沢山残っていました。
薔薇の美しさと香り、そしてこの非日常的で温かい空間は本当に居心地良いものです。
私を信用して撮影にお付き合いして下さっているかすみさんには大変感謝しています。
背伸びせず自分の好きな世界、自分の近くて親しい人の記録を沢山残して楽しみたい。
そんな温かい気持ちにさせてくれる素敵な場所とかすみさんに本当に感謝しています。
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