イルミネーション撮影4

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事前のロケハンの際には通行人の量や時間帯も考察し、予測不能な突風の際には常備した衝撃材で機材を守ろう。被写界深度が浅すぎる場合には現像時でのトリミングも検討し、モデルさんからの提案には柔軟な対応を行い実行しよう。

冬になるとどうしてか撮影したくなるイルミネーションを活用したポートレート撮影。

冬の定番であり、毎年行っている事なので何か新しい要素はないかと考えてみました。

そこでロリータファッションとイルミネーションは「どういう絵になるのだろうか?」

個人的には見た事のない写真なので、敢えて挑戦してみるのもアリかなと思いました。

そこで2022年12月14日の夜「東京ドームシティ」でポートレート撮影を行いました。

モデルさんはロリータファッションが素敵な「かすみ」さんに再度お願いをしました。

「イングリッシュローズの庭」「春のポートレート」など大変お世話になっています。

>「イングリッシュローズの庭」についてはこちら

>「春のポートレート」についてはこちら

事前のロケハンの際には

「通行人の量や時間帯も考察」

事前のロケハンの際に通行人の量や時間帯も考察し撮影ルートを決めておきましょう。

飲食店近辺は夕食で入出店する時間帯が考察しやすいので後回しのルートが最適です。

可能であればロケハンの際に休憩する場所なども考察しておくと更に良いと思います。

通行人の量が減少するまで待つ事や、休憩の際にお洋服の確認などにも充てられます。

予測不能な突風の際には

「常備した衝撃材で機材を守ろう」

予測不能な突風に向けて衝撃材を常備しておき機材を守りながら撮影を行いましょう。

ストロボを衝撃材で包んでおく事で転倒した際の機材破損リスクは大幅に低減します。

勿論、機材破損より防ぐべき事はモデルさん・通行人・施設等の対人・対物事故です。

損害賠償責任保険加入があれば対人・対物事故に加え情報・著作権にも備えられます。

被写界深度が浅すぎる場合

「現像時でのトリミングも検討」

被写界深度が浅すぎる場合には現像時でのトリミングも検討して撮影を行いましょう。

絞り値・焦点距離・被写体との距離での調整が一般的ですが、困難な場合もあります。

この場所では装飾物の文字が読めない状況に陥ったので、トリミングで対応しました。

フォトグラファー業務に携わっているとこの手法は頻繁に、かつ別用途で多用します。

モデルさんからの提案には

「柔軟な対応を行い実行しよう」

客観的思考を持ち、モデルさんからの提案には柔軟な対応を行い実行してみましょう。

柔軟で謙虚な思考を持つ事で見落としている場所や構図などを発見する事が可能です。

この日の最後の場所はモデルさんからのご提案で私は思い付く事ができませんでした。

撮影者は機材などの管理・設置上、後方や周辺を見る力が弱くなってしまう傾向です。

最後に

事前のロケハンの際には通行人の量や時間帯も考察し、予測不能な突風の際には常備した衝撃材で機材を守ろう。被写界深度が浅すぎる場合には現像時でのトリミングも検討し、モデルさんからの提案には柔軟な対応を行い実行しよう。

イルミネーション撮影はこれで4度目でしたが突風などは想定外な撮影となりました。

またよく見てロケハン・撮影しているつもりでも案外見落としていると気付きました。

疑問だったロリータファッションとイルミネーション撮影は問題ないと感じています。

個人的にロリータファッション撮影は昼夜問わず全身を撮影した方が良いと感じます。

場所や背景、構図などはあくまでも副題であって、主題はロリータファッション全体。

そういった考えがより一層深まった撮影でもあり、同時にとっても楽しい撮影でした。

モデルの「かすみ」さんから学べる事は非常に多くあり、本当に感謝感激しています。

撮影開始早々に突風により不安で寒い中にも関わらず本当にありがとうございました。

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