勉強会 第6回目

ブログ - コスプレ

雨と夜は効果絶大。表情や死による演出や効果を組み合わせ、印象と個性のある撮影をしよう。

「Ilko Allexandroff」さん(以下イルコさん)の作品作りをコスプレイヤー兼カメラマンが実践する撮影・勉強会(以下勉強会)。

第6回目の勉強会は2018年9月29日「ココフリ at 横浜PORT SIDE & 大さん橋」のイベントで行いました。

テーマとしてはコスプレ撮影の総まとめ、殺陣撮影を主題として行う事としました。

相手役は第1回目の勉強会で「刀剣乱舞」の大典太光世さんだった方にお願いしました。

そして私は第2回目の勉強会より「ニーアオートマタ」2B(ヨルハ二号B型)を用意しました。

偶然にも集まったお友達は第1回目と同じ3人で、同じ場所と縁ある開催となりました。

コスプレ撮影にはあいにくの雨開催でしたが、却って良い撮影を行う事ができました。

雨と夜は効果絶大

「雨と夜の絶大な相乗効果」

撮影内容にもよりますが、雨と夜は殺陣撮影にとって絶大な相乗効果をもたらします。

何気ない夜の大さん橋が、まるで映画撮影のように悲壮感漂う現場に様変わりしました。

SNSなどで楽しい雰囲気の併せ撮影や、雰囲気を重視した撮影はよく見かけます。

嫌味ではないのですが、どことなく緊張感に欠け、個性や独創性を感じないのです。

私達は雨と夜により映画的で悲壮感漂う、クリエイティブな撮影を行う事ができました。

表情による演出と効果

「表情だけで一変する雰囲気」

これも撮影内容によりますが、表情だけで雰囲気・緊張感、印象は大幅に変化します。

相手役であった大典太光世さんの殺気ある表情が素晴らしく、印象を一変させました。

これまでの勉強会では撮影方法・ライティング・ポージングなどに拘っていました。

表情だけで雰囲気が一変する。これまでにない新しい気付きをもたらしてくれました。

打ち合わせのない撮影で、これだけ迫真ある表情がこなせるお友達は凄かったです。

また、殺陣を上手く撮影してくれたカメラマンさんの腕前もとても素晴らしかったです。

殺陣による死の撮影

「死の撮影による印象と個性」

フィクションで不謹慎であっても死の撮影は圧倒的な印象と強烈な個性があります。

たまに戦闘の撮影は見かけますが、最後まで描き切っておらず、死の撮影はありません。

私は物語性を持たせ、これをあえて撮影してみる事にしましたが、結果は大成功でした。

また「刀剣乱舞」と「ニーアオートマタ」という交錯しない作品同士のぶつかり合い。

そして死まで描き切る。とても圧倒的な個性と強烈な印象を作る事ができました。

最後に

雨と夜は効果絶大です。そして表情や死による演出と効果を組み合わせれば、印象と個性の強い撮影が行えます。

前日までは皆で「あいにくの雨になりそうですね」などと言っていましたが違いました。

コスプレ撮影はポートレートとは違い、雨は不安材料として扱われやすいと思います。

セットしたウィッグの崩れ、衣装の汚れやシルエットの崩れなど不安要素が多いです。

後日現像を行うと、想像以上の圧倒的な印象と強烈な個性のある写真が現れました。

また、この日で私はコスプレイヤーを引退する事としていた為、死の撮影は最適でした。

この日の撮影とお友達は私の宝物です。ずっと一緒に作品作りをしていたいお友達です。

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