細長い通路では望遠レンズが大活躍。ハロウィンの場合には温かい雰囲気の暖色系で撮影しよう。お子様の撮影では同じ目線の低位置で撮影し、目線の誘導を行い自然な表情を撮影しよう。
2023年10月13日、待望の望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」が発売しました。
(「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art」「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」などを過去に愛用)
以前、望遠レンズは子供の撮影には使用しておらず、どの様に映るのか体験した事がありませんでした。
また同時に憧れであるキッズフォトグラファー「Lisa Holloway」さんのように撮影したくなりました。
そこで前回「グランドハイアット東京」で撮影をさせていただいたお友達の方にご相談をしてみました。
「母子撮影を残すきっかけになる」との快諾を得て、ありがたく撮影をさせていただく事になりました。
レンズ発売から10日後の2023年10月23日、横浜「ハロウィンライトガーデン」で撮影を行いました。
>「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art」についてはこちら
>「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」についてはこちら
細長い通路では
「望遠レンズが大活躍」
細長い通路では望遠レンズが大活躍します。所持していれば積極的に活用し撮影を進めましょう。
開放絞り値が小さい望遠単焦点レンズがあれば、イルミネーションの大きな玉ボケが作れます。
難点としては撮影のタイミングの意思疎通をどう取るか、先に決めておく事が必要になります。
また望遠レンズは被写体との距離が相当にある為、被写体前に通行人の方が入る事もあります。
ハロウィンの場合
「温かい雰囲気の暖色系」
ハロウィンの場合、温かい雰囲気の暖色系と寒色系の両方で撮影して確認してもらいましょう。
寒色系が好まれやすい夜の撮影ですが、ハロウィンにおいては暖色系の方が好まれる傾向です。
後日色温度を変更する事も可能ですが、現場で撮影の現状を伝えた方が好まれるかと思います。
また被写体の方々が好む撮影を行なえば、被写体の方々の撮影に対する意欲なども上がります。
お子様の撮影では
「同じ目線の低位置で撮影」
お子様の撮影では同じ目線の低位置で撮影をして下さい。背景が豊かで優しい目線で撮影が行えます。
低位置から撮影すると背景の情報量が増え、見下ろさない子ども同士が見ている景色が映し出せます。
ただ撮影すべき装飾物等が手前にあったり、あえて見下ろす場合においてはこの限りではありません。
また周りの状況を確認し不審・迷惑になるようであればカメラだけ低位置にするなど工夫しましょう。
目線の誘導を行い
「自然な表情を撮影しよう」
お母さんなどがいる場合にはあえて遊んでもらって、目線の誘導を行った自然な表情を撮影しましょう。
綺麗に撮影する事はとても大切ですが、その場所で楽しんでいる表情があると様々な雰囲気が残せます。
注意点としては遊んでいる際にご家族様同士の距離、特に前後にはあまり差が出ないようにしましょう。
またあまり動きが早い遊びも可能な限り控えていただけるようにお願いしてみるのも良いかと思います。
最後に
細長い通路では望遠レンズが大活躍。ハロウィンの場合には温かい雰囲気の暖色系で撮影しよう。お子様の撮影では同じ目線の低位置で撮影し、目線の誘導を行い自然な表情を撮影しよう。
レンズ発売から10日後に円形ボケが美しいイルミネーション撮影を母子撮影で行う事ができました。
母子撮影の機会と画面全域で円形度の高いボケを体験するという非常に恵まれた撮影の機会でした。
私を信用して、機会を与えてくれて、任せて下さったお友達の方には本当に心から感謝しています。
ご家族の方にとっても、素敵な思い出という宝物となった事を思うと私も心から嬉しくて幸せです。
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