戦闘シーン。夜の非日常感を利用し、特別な色と特別な背景で、演出ある撮影に挑戦しよう。
「Ilko Allexandroff」さん(以下イルコさん)の作品作りをコスプレイヤー兼カメラマンが実践する撮影・勉強会(以下勉強会)。
5回目ともなるとイルコさんの作品作りで実践していないものが少なくなってきました。
また、イルコさんのYouTubeチャンネルも撮影方法についての動画は減っており、機材のお話が中心になっていくようになりました。
企画自体はとても楽しかった為、何かコスプレイヤーだからこそできる撮影はないかと考えました。
そこで、2018年8月19日の「アコスタ×アニオフサンシャインシティ」で戦闘シーンの撮影を実践する事にしました。
戦闘シーン撮影に夜は最適
Canon EOS-1D X SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
「背景の非日常感が強い夜撮影」
戦闘シーン撮影には夜の方が人通りが少なく、非日常感を出しやすくおすすめです。
ここでいう人通りとは他のレイヤーさんではなく、主に一般通行者の方を指しています。
また、夜は太陽光などの主光源や反射光、環境光の影響が少なく撮影が容易です。
ストロボが主光源として支配している夜撮影は、意図した演出が容易になります。
被写体にカラーフィルター
Nikon D850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
「特別な力は特別な色で演出」
特別な力を発動する演出はキャラクターに適したカラーフィルターを利用しましょう。
もちろん後処理でも加工は行えます。切り抜きやマスク処理などで加工可能です。
ですが、人物が光源色に対し平面化してしまい、不自然で修正加工も困難です。
その為、後処理では人物の立体感に応じた光源色加工などの調整に苦労します。
ポリゴン技術などのようにレイトレーシング演算などを行える時代でもありません。
被写体は最も注視されます。この点については後処理よりも撮影時に拘りましょう。
背景を入れ換え豪華に演出
Nikon D850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
「特別な空間に転換し豪華に演出」
激突するような特別なシチュエーションは背景を入れ換えて豪華に演出しましょう。
ゴージャスでインパクトのある絵へと変化し、緊張感等も得られる場合があります。
注意点としては背景を入れ換える際、写真無断使用の著作権侵害に注意して下さい。
リンク・加工等の処理を行い掲載しても無断使用は著作権侵害に該当します。
個人の場合でも10年以下の懲役・又は1,000万円以下の罰金になります。
必ず著作権フリーの画像素材などのサイトから適した素材を利用しましょう。
最後に
Nikon D850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
戦闘シーン。夜という非日常感を利用して、特別な色と特別な背景で演出ある撮影に挑戦してみましょう。
併せなどの写真はSNSなどでよく見かけます。なので今回の勉強会では戦闘シーンという一風変わった撮影に挑戦してみました。
また、画像編集ソフトの利用を始めるよい機会になりました。お付き合い下さりましたお友達の方々はお疲れ様でした。
私としても大変勉強になる貴重な撮影でした。ありがとうございました。
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