初めてコスプレイヤー

2015年12月26日、コスプレイヤーになり東京ドームシティのコスプレイベント「レイヤーズパラダイス」に友人と計3人で参加しました。まだこの頃は自分にとってお試し期間でしたが、やってみると色々な発見や楽しさ、苦悩など色々あったのでこの経験を遡って記してみたいと思います。ちなみにお試しで挑戦したのは「Go！プリンセスプリキュア」のキュアフローラさんでした。

ダイエットに成功

「人前に出るとなれば人間痩せられるものなんだなあ」

男性で中年という事もあり、20代の頃に着ていた服などはもう着れない体系になっていました。「ダイエットする」と何度か決心する日はあったものの、3日ぐらいで食欲に負け、ラーメンを食べたりしていました。

柔道やブラジリアン柔術の道場に週3回通っていた頃の経験もあり、そもそも食事でダイエットをするという発想がなかったので余計に大変でした。ただ、買ってしまった衣装を事前に着用してみたり、着れなくなった洋服が着れるようになっていくにつれて、あまり苦にならずダイエットが続けられるようになりました。

ヒロインは楽しい

「ヒロインになりきるのって楽しいじゃん」

ただの平凡なサラリーマンで、趣味は多岐だけれど特に華があったり、スポットライトを浴びるような体験もない凡人の日々。そんな私がヒロインになりきって写真を撮られ、話しかけられる。

昔、凡人の日々を過ごしていた私はこの光景をビルの上階から眺めつつ、彼女であり現在の妻に「あんな事して何が楽しいんだろうね？」と言っていました。自分の価値観で物事を決めつけるのは間違っているのかなと思い始めるきっかけになりました。

女性になるのは大変

「毎日メイクをして髪をセット、女性って大変なんだな」

まずメイクのやり方が分からないので、練習すればする程、X JAPANになりたいけれどなれなかった残念な人になっていました。動物に例えるならパンダ。しかも可愛くないおっさんパンダだからもう観れたものではないです。

そしてウィッグが暑い、かゆい、絡まるでストレスを感じました。この頃は普段も結構短髪な方でしたので、一気に30センチ以上も伸びた(ウィッグなので地毛ではないのですが)髪に考えた事もないストレスです。風が吹くともうそれだけでストレスでした。

最後に

「コスプレイヤーは大変だけれど、非日常が味わえて楽しい」

たった一日のお試しでしたが色々な体験をする事ができました。今も活かせている実体験による学びでした。そしてそれでもなお楽しかったから、今でも続けられる成功体験となっています。

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