「Nikon D5500」と「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」で写真を撮っていましたが、「フルサイズの方がボケる」や「フルサイズの方が高感度に強い」など色々なフルサイズのメリットを耳にしました。
この頃はバルブ撮影なども知らず、フルサイズなら夜でもあんな写真が撮れるのかと間違った解釈をしていました、さすが素人ですね。そして2016年11月23日、秋葉原の「ウインクデジタル」さんで我慢できずお手頃なフルサイズ一眼レフ、「Nikon D750」を161,800円で購入しました。「Nikon D810」と比較し悩みましたが、決め手は「高感度」と「チルト液晶」でした。
高感度・ボケ
Nikon D750 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
「ノイズも減ったしボケも大きくなった。これがフルサイズか~。」
「D5500」より遥かにノイズレスな写真が撮れます。京都に旅行した際に暗い場所や夜の撮影をした際、「ノイズが多いな」と感じていました。正直ちょっと失礼な感想で「こんなもんか」と感じました。
今となっては旅行での夜景撮影の場合は三脚を使い、シャッタースピードを遅くするなど色々な方法がある事は知っています。ですがそれでは旅行のテンポが悪くなるので、暗い場所においてパッと撮影してそれなりの画質で残せる強みは有難いです。
20mmの世界へ
Nikon D750 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
「これが本当の20mmの世界か、確かにすごい広く映るわ。」
これまでAPS-Cで観ていた換算30mmの世界とは全く違う広角さに驚きました。そして「普段使いで20mmは広すぎる」と言われた意味も、身をもって体感しました。スマホの広角や換算30mmの世界から見て、確かに広角過ぎました。
とにかく広く色々なものまで写り込み、パースペクティブもすごいので、フルサイズになって20mmを扱いづらいと感じるようになりました。旅行で使用するには最適かもしれませんが、都心で扱うには知識がないと少し扱いづらいかもしれません。
それほど重くない
Nikon D750 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
「持ち歩くのかどうかの違いと比較したら、そんなに気になる重さじゃないかな?」
「D750」はフルサイズ一眼レフでも軽い方には入るようですが、「D5500」より約370gの重量増となりました。ただ、それでもコンパクトでグリップもよく握りやすい為、重量増と画質のトレードは苦になりませんでした。
また私のこの時の、そして最近まで重宝していた「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」が約355と軽いのでその組み合わせも相まってそれ程の重量増を感じませんでした。「出来ればカメラは約1kgが良いな」と一眼レフカメラを購入する当初から思っていたのですが、少し重量オーバーする程度で許容範囲の重量でした。
最後に
Nikon D750 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
その他、背面左側の各種設定ボタンがとても便利で、重量増よりもこちらの利便性向上による快適さの方に驚きと感動を覚えました。その他「D5500」にはないデュアルSDカードスロットなどの要素もあり、とても高画質で安心感のある、頼もしいフルサイズ一眼レフ機でした。
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