通行人の方への配慮を行い、視線を導くリーディングラインを探そう。規則的な点光源は積極的に取り入れよう。
初めてのポートレートがとても楽しくて、もっと撮影してみたいと思いました。
何か撮影会はないかなあと探しているうちに、フォローして下さっていた「秋元るい」さんが主催をされている「マシュマロ撮影会」さんを見つけました。
そして前回のポートレート撮影から5日後の2018年9月11日、夜景ポートレート撮影に参加してみました。
モデルさんは「しゅう」さんという方で、多彩な表情をこなせる素敵な方でした。
通行人の方への配慮
Nikon D850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
「タイミングや場所を常に意識」
可能な限り通行人の方が映らない場所や構図、タイミングを意識して撮影しましょう。
被写体のモデルさんと背景だけを切り取った撮影の方がより作品らしくなります。
通行人の方がいる場合は、通過するまで失礼のないよう構図を考え待ちましょう。
荷物や機材なども通行人の方の邪魔にならないように工夫して設置しましょう。
視線を誘導してみよう
Nikon D850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
「リーディングラインを探そう」
背景の建物などに注意して、視線を導くリーディングラインを探してみましょう。
人間は消失する点を意識的に注視するので、モデルさんを消失点に捉えましょう。
広角~標準レンズであれば、ほんの少ししゃがんだだけで発見できる場合もあります。
この日は標準レンズをメインで使用していたので、少し動くだけで発見ができました。
点光源を活かしてみよう
Nikon D850 SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art
「規則的な点光源を取り入れよう」
夜景で抜けのある場所などは規則的な点光源をボカして作品に取り入れましょう。
ピント面から遠いほど点光源は大きくボケ、規則的だと作品作りに向いています。
上手くいけばモデルさんと規則的な点光源だけで簡潔にシンプルな作品が作れます。
ボケの形状や大きさなど、時間があればレンズ交換を行い試行錯誤してみましょう。
最後に
Nikon D850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
通行人の方への配慮を行い、視線を導くリーディングラインを探しましょう。また規則的な点光源は積極的に取り入れてみましょう。
撮影のロケハンを行ったのは昼間であり、夜になると印象はガラリと変わりました。
ですが、例え昼間であってもロケハンをしていると効率的な撮影を行う事が可能です。
制限ある時間の中でどこで撮影するか、どのような順序で移動するか明確になります。
多彩な表情をこなせるモデルの「しゅう」さんはとても魅力的でしたので、後日もお願いする事にしました。
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